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ネットワークフォレンジックサーバー「NetEvidence」新版、解析可能な通信パケット量が増加

 株式会社オーク情報システムは26日、ネットワークフォレンジックサーバー「NetEvidence(ネットエビデンス)」の新モデルとして、解析可能な通信パケット量を増やした新モデル「NetEvidence Ax Ver.4.0」を提供すると発表した。

 NetEvidenceは、ネットワークを通過するすべての通信パケットを記録・解析可能なアプライアンスサーバー。メールの送受信やWebサイトの閲覧状況などを、実際に送受信されたままの状態で長期保存可能にしている。

 これにより、ネットワーク利用者による不正行為を抑止するほか、情報漏えいなどが起こった場合には、「いつ」「誰が」「どこへ」「どんな情報を」「どんな手段で」漏えいさせていたか、といったことを素早く特定できるという

 今回の新モデルでは、前モデル「NetEvidence Ax Ver.3.1」と比べて処理性能が向上し、解析可能な通信パケット量が1日あたり最大50GBから最大500GBへ大幅に増加したとのこと。こうして処理能力が向上したことで、通信パケット量が多い企業でもコストを抑えて導入可能になったとしている。

 また、インデックス検索の対象ファイルが増加し、Microsoft Office 2016、LibreOfficeに対応した。

 ラインアップは、解析可能な通信パケット量が1日あたり最大250GBの「900モデル」と、最大500GBの「1200モデル」が用意される。価格(税別)は、それぞれ411万2000円、437万3000円。