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ハンモック、製品データベースを刷新したIT統合管理ソフト「AssetView」新バージョン

 株式会社ハンモックは、IT統合管理ソフトウェア「AssetView」の新バージョンとなるVer.10.0を12月1日から販売する。

 AssetViewは、IT資産管理(AssetView A)、アプリケーション配布(AssetView D)、PC操作ログ管理(AssetView M)、個人情報検索(AssetView I)など、クライアントPCの管理に必要な各種機能を選んで導入できるソフトウェア製品。

 新バージョンでは、製品データベースを刷新することで、パフォーマンスを向上。膨大なログの検索やメンテナンス処理時間など管理者の操作性においても、過去バージョンとの116項目にわたるテストの結果、23%速度性能を向上したという。

 レポート機能についても拡充し、「生産性向上」「セキュリティ対策」「TCO削減」の観点で可視化する7種類の「標準レポート」と10種類の「経営層向けレポート」を自動出力。脆弱性対策の強化として、サイバー攻撃対策で重要な要素であるセキュリティパッチの適用作業を軽減するとともに、WSUSサーバーを吸収してコストと運用工数削減を実現する。

 また、運用支援サービスの拡充として、ユーザーの運用スタイルに合わせて、蓄積されたログを元に作成する傾向分析レポートを提供する分析サービスと定期訪問による運用提案やポリシー変更、それらに伴う付帯作業をセットにしたサービスを提供。年1回のバージョンアップ作業やバックアップ、サーバー監視といった、管理サーバーのメンテナンスを含んだ、クラウドサービス(AssetView Basic Service for Cloud)の提供も開始する。

 販売価格は、500ユーザー規模の場合で1ライセンス/1機能につき1450円(税別)から。ハンモックでは、初年度200社の販売を目標とする。