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デジタルアーツ、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」でiOSのフィルタリングを実現する「MultiAgent for iOS」を提供

 デジタルアーツ株式会社は20日、企業・教育機関・官公庁向けエンドポイントウェブセキュリティ「i-FILTERブラウザー&クラウド」について、iOS版「MultiAgent for iOS」を11月30日から提供すると発表した。

 MultiAgent for iOSは、iOS上で動作するすべてのアプリケーションで、HTTP/HTTPS通信のフィルタリングを可能にする製品。iOSの標準ブラウザーであるSafariにフィルタリングが設定できるほか、業務アプリや学習支援アプリ内に搭載されたウェブブラウジング機能もフィルタリングの対象となる。また、教育現場の利用で要望の高かったインターネットタイマーや警告画面の表示機能に加え、企業で要望の高いインシデントレスポンスの対応を支援する詳細なログ出力にも対応する。

 i-FILTER ブラウザー&クラウドは、マルチアプリケーション対応型ウェブフィルタリング「MultiAgent」と、端末内のデータ保存を制御できる専用ブラウザー型「SecureBrowser」の2種類のラインアップで、マルチOS、マルチデバイスに対応している。

 i-FILTER ブラウザー&クラウドとしてライセンスを提供しているため、導入端末の変更にも柔軟に対応でき、必要なセキュリティ対策に応じてラインアップを自由に組み合わせでき、クラウドの管理画面で端末の一括管理および設定が可能。1台の端末で2種類のラインナップを併用することで、端末全体のウェブセキュリティ対策と機密データや認証データの制御・管理を実現し、情報漏えい対策を実現できるため、複雑なセキュリティ要件に対しても柔軟に対応できる。

 デジタルアーツでは、今回のリニューアル提供開始に合わせて、MultiAgent for iOSのキャンペーンを順次実施する。キャンペーン第1弾は、2018年3月末までの期間にi-FILTER ブラウザー&クラウドを購入した学校関係の顧客を対象として、希望に応じて専任の講師を派遣してタブレット導入の効果やインターネット利用時の不安を解消する講演を無償で実施する。