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Dell Technologiesのブランドファミリーが1カ所に集結――、Dell EMC World 2017が開幕

初日基調講演レポート

サービス&コンサンプション

 最後に、「サービス&コンサンプション」について説明。「ITトランスフォーメーションをいかにスピードアップし、より低価格で活用するか、可視性を持たせることができるかが重要になる。Dell EMCは、コンサルティングから導入サポート、トレーニング、マネージドサービスまでを、一貫性を持った高い品質で提供することができる。これらは、製品群を補完するものであり、Dell EMCの社員や認定されたパートナー企業の社員など、6万人がプロフェッショナルによって提供されている。サービスは顧客と近い関係を維持するためにも重要である」とした。

サービスはDell EMCにとって、製品を補完する重要なものと位置づける

 また、「クラウド型」とする新たな導入モデルを発表。すべてのDell EMCストレージソリューションで利用可能な「Flex on Demand」では、必要なストレージ容量だけを支払うことができ、コストを削減できる。また、Dell EMC VxRailアプライアンスとDell EMC XCシリーズで利用できる「DFS(Dellファイナンシャルサービス) Cloud Flex for HCI」は、月額払いと、時間の経過に伴う価格の引き下げ、初期投資コストの削減が可能になるという。

 「デスクトップからデータセンターまでを網羅することができる、IT部門向けの柔軟なコンサンプション(消費)モデルを用意した。ここまで幅広い購入方法を提供しているところはない。業界をリードする決済ソリューションにより、業界の変化により柔軟に対応できるようになる」とした。

さまざまな導入モデルを用意している
Flex on DemandおよびDFS Cloud Flex for HCI

 締めくくりにゴールデンプレジデントは、「Dell EMCは、ハイブリッドクラウドに対応し、すべてのワークロードにも対応できる。そして、最高のデータセンターインフラの製品群を持っている。すべてにおいてトップベンダーであり、それを1社で提供できる。さらに、最適なサービスを提供し、柔軟な支払い方法も用意している。Dell Technologiesは信頼できるパートナーである。ITトランスフォーメーションのために、Dell EMCはみなさんを支援していく」と語った。

 当初、1時間30分を予定していた基調講演は、30分近くオーバーする熱が入ったものになった。